アセクシャル・アロマンティックは実在します、いやマジで

投稿日: 2025-12-13 22:21:15

ジャンル: エッセイ

【突然の独白】

突然だけど、自分は自分がアセクシャル・アロマンティックだと思うんだ。
まずはアセクシャル・アロマンティックって何?って所からだけど、一言で言うなら「恋愛感情が皆無」。......わかるか?そう、そういうことだ。
恋愛感情も、行為をしたいという感情も、何もない。
......空っぽなわけじゃない。
ただ、自分しか信じられないだけだ。

ところで....みんなは、恋愛って理解できる?

僕は、一切出来ない。

正直自分自身、見た目やキャラ、立ち振る舞いは魅力的だと思うんだ。だって自分が自分を好きになれるように立ち振る舞いには気を配っているから。
でも、人生で一回も...一度たりとだって「付き合ったことがない」。
パートナーもいない。
無。
ほんとうに無。

恋愛に関する脳機能がすっぽりと抜けたような感覚だ。
なんなら生まれつき存在していない感覚だから、喪失感すらない。生まれつき目が見えない人が色という概念を知らないように、僕は恋愛という概念がわからない。

例えば異性に話しかけられてもキョどらずにフツーに、極ヘータンに接することが出来る。でも話が終わった二秒後には、自分のことを考えている。
僕は異性に告白されたことも、そういう空気になったこともない。
いや、もしかしたら相手がどうにか自分に対して何か思っていた可能性も否定はできない。...でもマジでどうでもいいから、そんな瞬間があったかどうかすら記憶に残ってない。結局自分がどう自分を正当化できるか、自分の中で理由を探しているだけだ。他人が介入する余地はないんだ。

世の中、一番大切な感情は恋愛なのかもしれない。
街を歩けばカップルがなんか一緒にいる(マジで意味不明)、ラジオをかければ恋愛ソングが流れる。挙句の果てに、人生のレール設計が全て、「恋愛ベース」に事が進んでいく。

...意味が、分からない...。本当に。


ちょっと聞くね。
一つのぬいぐるみと一生を添い遂げて、一緒に過ごさないといけない。感情が高まった時は常にそのぬいぐるみのことを考えなければいけない。
これって、不可能ではないけど......結構、いや、かなり非効率で何の意味もないと思わない??
自分にとって恋愛がまさにそれ。
別に否定する気もないし、他人が恋愛をやっていても特に何も思わないが、自分の人生にとって邪魔。必要ない。本当に必要ない。
極端だけど本当にこういう人間がいるということをわかってほしい。
世間では付き合った人数、恋愛経験の有無が話題の中心になるが、自分にとってなんでそんなことを意識しないといけないのか到底理解が出来ない。頼むから、自分の話をさせて。

世の中の感情に相反する人生

この世の売れるコンテンツ、一般受けする話題は恋愛だ。家族愛、ペット愛、何かしらに対する愛情だ。
だからこそ自分みたいな恋愛感情の薄い人間からすると、世間で受けるコンテンツを発信することも楽しむ事も出来ない。話題についていく事も出来ない。電車の中のカップル、テレビの中の恋愛話題、ドラマの恋愛シーン、そのすべてがノイズになるから。
たしかに植物や創作に対する愛はあるが、それも結局「こんなに上手に」植物or創作をできた「自分自身」を投影して愛しているだけにすぎず、その対象を独立した対象として愛しているわけではない。

何が厄介かって、「愛情」がベースの世の中で生きていると、恋愛以外にも連鎖して世間とのずれが大きくなってくるという点だ。
だから、推し活も理解が出来ない。
だから、贈り物も理解が出来ない。
だから、親孝行も理解が出来ない。

......だから、安心も理解が出来ない。

自分が求めているのは安心じゃない。
だって頑張って恋愛して、その相手の人を物理的に失ったらどうなる?
自分を弱くしてまで相手に自分を捧げて、奪われるなんて。
だったら最初からなくていい。
自分の世界観は自分で守れるのだから。

この価値観が理解されるかどうかは分からない。でも、確実に存在する一つの意見として、ちょっとでもいいからそういう人間がいるのだと理解してほしい。それだけです。

タグ: 独白

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